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事例紹介 中国向けエンジンの輸出

ノウハウとネットワークで日本の技術を中国へ活かす

中国での自動車部品事情
中国では、自由市場経済が発展するにつれ、自動車や建設機械の製造分野においても、他企業のパーツを利用して開発・生産する企業が増えています。中国のトラックやバスの製造メーカーでは、エンジン等の高度な技術を要するコンポーネント・パーツを自社開発するには、研究開発費や技術・ノウハウが必要となるため、他社からの供給に依存している企業が多数あります。中でもエンジンについては、現在の中国の自動車排ガス基準が、環境保護対策においてヨーロッパの基準を採用しており、環境基準に適合させるエンジンをつくる技術がある企業は、わずかな企業だけです。そしてビジネス環境の変化が激しい中国では法令の追加や変更もたびたびあり、法令基準の変更のたびにエンジンをつくるのは難しい状況です。


日本の技術を活かして
このような状況において、ほとんどの中国企業はエンジンは日・欧・米メーカーのものを使用して、トラック・バスなどの車輌をつくっているのが現状です。そして、そのコアとなるエンジンは高性能で故障の少ない日本製が好まれています。私たちは日本の大手メーカーとアライアンスを組み、車輌用エンジンや建設機械で搭載される産業用エンジンを中国向けにカスタマイズして輸出し、中国企業に提供するビジネスを展開しています。

当社の中国取引に関しての半世紀以上の経験と実績、そして信頼のネットワークを活用して、中国経済情勢や法令基準の変更のタイミングを的確に判断し、この変化するビジネス環境に柔軟に対応しています。
当社の持つネットワークと日本企業の技術力を活かして、今後も当社ならではのニーズに応えたビジネスを提案し、実現していきたいと考えています。
 



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